アニマルセラピーとは、人の病気治療目的の為に動物の手助けを借りることです。セラピーというと ただ動物と一緒にいたり 触れ合ったり 眺めたりしていわゆる「癒し」を期待する事がすぐ思い浮かびますが、アメリカなどは、例えば 自閉症の子供に対して 獣医さんが 傷ついた鳥の世話を頼みます。もちろん初め鳥はおびえて 近寄りませんが 餌をあげ世話をすることにより なついて その内 その子供を頼ってくるように成ります。子供は頼られることにより責任と自信が沸いてくるようになり、更に 治療の為に獣医さんとも相談などして 自分以外の他人と積極的に接触をするように成るそうです。もちろんいろいろな団体が イルカ・馬・犬・モルモットなどを介在して 治療目的に活動しているようです。ただどうしても 動物にとって 一部ストレスになることも懸念されているので どこまで動物に頼ってこの心理療法をするか 意見が分かれることも事実です。 しかし 動物の存在は 人の心に 音楽や芸術と同じように 安息を与えてくれるのだと ありがたく思います。大事にしましょうね。