上手にコミュニケーションを取ると良い関係を築けます
人間同士がそうであるように、犬と飼い主もコミュニケーションがうまく取れてこそ、良い関係を築くことができます。犬同士では、身体を使って合図を出し、コミュニケーションを取っています。つまり、犬が人間とも同じ方法でコミュニケーションを取ろうとするのはごく自然なことなのです。飼い主には、このような合図を理解しようと努める責任があります。そうすることで、食べ物がほしい、散歩に連れていってほしい、遊んでほしい、かまってほしいといったような、犬が求めていることをあなたに伝える適切な方法を子犬や成犬に教えてあげることができます。
お行儀よくさせるにはご褒美が必要です
親は、子どもがよいことをした時には褒めるのをよく忘れますが、よくないことをしたときには必ず叱ります。これと同じことをペットにもしてしまいがちです。ペットがおとなしくしていたり、お行儀よくしていたりするときには注目せず、よくない行動ばかりに目がいってしまいます。一番良いのはこの逆で、よい行動をしたら褒めてご褒美をあげ、よくない行動をしたら無視するようにしましょう。
お行儀は人間だけのものではありません!
人と接する時には、それが飼い主でも飼い主以外の人でも、必ずおすわりをする、ということを愛犬に学ばせることが何より大切です。おすわりは、子犬でも成犬でも簡単に教えられます。覚えるまで何度も繰り返し教え、また、その教えてもらう時間が短くて楽しいものであれば、犬は何歳になっても学習します。